マイナス金利とソーシャルレンディングはどういう関係性が?
2017.06.23

マイナス金利時代にどんな投資がいいのか

マイナス金利の導入によって、今まで低かった金利がさらに低くなっており、いくら収益悪化が考えられるからと言っても、こうなれば預貯金することの意味がわからなくなってしまいます。お金を銀行に預けていても、お金を引き出す際にATMを利用すれば手数料が取られるので、その分マイナスになっているとも考えられます。

将来インフレ状態となったとき対応できるように、お金をうまく増やす方法を考えると、やはり投資商品が浮かびます。この先公的年金もどうなるのかわからないという話もあるので、こうしたことを踏まえても、老後のためにお金を貯めたいと思うことは理解ができるでしょう。

金融サービスなどの商品に希望が見えないということで、株式投資やFX、さらに不動産投資など、様々な投資に魅力を感じて、サラリーマンやOL、主婦までもが投資を行っているという時代です。株やFXを行った場合、大きな利益が出ることもありますが、逆に大きな負債を抱えることもあります。よって、投資はリスクをよく考えて運用することが求められます。
そしてマイナス金利時代なので、この先どのようにして貯蓄しようかと悩んでいる方も少なくないかと思われます。そこでソーシャルレンディングです。このサービスは個人がサービス会社を介して個人や中小企業にお金を貸し、利息とともに返済してもらうという、いわば個人が個人に投資するシンプルな投資方法です。

マイナス金利時代にこそ、こうしたソーシャルレンディングなどの新しい投資商品が生きてくる、そう考えている方は少なくありません。実際にこの投資を始めているという方もいます。ソーシャルレンディングとマイナス金利の関係性をしっかり理解し、将来に備えてしっかりと備えを残していくことが重要でしょう。

リスクをよく理解しておきたいマイナス金利

現在は微々たるものですが、預金をするとほんの少しだけ利子がつきます。少しずつ増えていきますが、マイナス金利になると預金している分の利子を銀行に支払う必要が出てきます。しかしこれは日本銀行と各金融機関への話で、通常、私たちが利用している銀行の利子が全部取られるということはありません。

各銀行は日本銀行に口座を持っています。そこにお金を預け入れていますが、この口座にこれから新規で預ける分についてはマイナス金利が適用されるのです。しかしこの状態だけ聞くと、私たちにどのような影響があるのかがわかりません。
金融機関は日本銀行に預けるお金についてこれからマイナス金利が適用されるため、利子を支払うということになります。ならば日本銀行の口座にお金を眠らせておかずに、企業等に貸し出しを行ったり、投資したりするなどしてお金を動かす方がよいと考えるのが一般的です。

国がマイナス金利にした理由は、このように利子を支払うことが必要という状態にすれば、貸し渋りなどが少なくなり、企業がこれまでしたいと思っていた設備投資を行うかもしれない、それによって仕事の効率が上がり、景気が上昇するだろうということを考えたからです。

こうした中、投資についてもマイナス面が出てくると言われています。貸出金利が下がるということが考えられ、この場合、投資家への配当が低くなるということも懸念されます。また、投資についてのリスクが少ないと過信し、本当はもっと慎重に行くべきところを大きく投資してしまい、失敗してしまうということも有り得ます。株式やFX、そしてソーシャルレンディングについては動向をよく見極めて、過信せずに投資や貸付を考えることが必要となるでしょう。

マイナス金利が投資にどのような影響を及ぼすのか

ソーシャルレンディングの登場はリーマンショックが深く関係していると言われています。日本国内において銀行は行政に保護されお互いに成長してきたという感覚がありますが、リーマンショックによって銀行を救済しなくてはならないという状況に陥りました。たくさんの企業が倒産し、思いもよらないような大企業が合併に追い込まれるなど、リーマンショックが日本経済に与えた影響は計り知れません。

貸付を行っても返済が滞るなどの企業が多くなったため、銀行としてはリスクが少ない安定した企業へ貸付を行うようになり、その他、遅延などがある企業については貸し渋るような状態になりました。このような状態の中で登場したのがソーシャルレンディングです。

信用情報機関などがカバーできない、高い信用がないとされる借り手に、ネット情報などを元に審査を行う、また投資家が自分で投資をして、融資先の決定ができるというこのソーシャルレンディングのサービスによって、リーマンショック以降、業務を運営していくための資金が出せない窮地に陥っていた企業が復活できたという話も聞きます。
では実際にソーシャルレンディングに直接マイナス金利の影響がないのかということですが、マイナスに働く要素は少なく、逆に中国など政府に資産没収の可能性がある国の方などは、投資や融資などがしやすいソーシャルレンディングに手を出すということも多くなると考えられています。

マイナス金利などによって投資に不安定さが生じたとも言われており、その点を見てもソーシャルレンディングは安定性があり、また堅実な投資となるこの方法はさらに注目度が上がるのではないかとされているのです。

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