ソーシャルレンディング市場の現状と変化
2017.03.10

ソーシャルレンディングの市場規模はどうなっている?

クラウドから資金を調達できる方法、クラウドファンディングの中でも最も注目されているのがソーシャルレンディングです。資産運用したいと思う投資家、お金を借りて何かのプロジェクトなどしたいと考えている方、この仲介をネット上で行うのがソーシャルレンディングですが、クラウドファンディングとは少し違いがあります。
クラウドファンディングの場合はある個人の方が目的をもってその目的を現実にするために、ネット上で不特定多数の方から資金を募りますが、ソーシャルレンディングの場合、お金を投資する人、借りる人をお互いが選択できるという個人間取引という事になります。

非常に注目されている投資ですが、その市場はどのようになっているのか、これも理解が必要です。日本はマイナス金利時代に入り、大手の銀行でも普通預金金利が0.001%など、貯蓄という面では全く期待出来ない数値が並びます。しかしソーシャルレンディングの場合、5%以上という高金利投資が多いという魅力があります。国内での市場規模をみるとクラウドファンディング全体のうち、90%がソーシャルレンディングということなので、かなり大きな市場となっていることがわかります。国内に置いて、この先、さらに成長していくといわれていますので将来的にも有望です。

世界ではどうなのかというと、短い期間に急速拡大しているという状態です。各地域で拡大が継続中という事なので、世界規模で大きく成長していくと考えられます。こうしたことを踏まえて、これから投資を考えている方、またプロジェクトなどにこうした投資を活かしたいと思う方は、投資、クラウドファンディング、さらにソーシャルレンディングの事を学び、知識と目的をもって運用することが必要でしょう。

世界でも日本でも融資型が主軸となりつつある

世界の市場については年々高くなっているという事が数字で実際に表れていて、初めてこうした形の投資が始まったといわれているイギリスにおいても、アメリカにおいても、利用率が高くなっています。

現在多くの国が参入していますが、他の投資方法と比較してまだ歴史が浅い投資となりますので、この先、さらなる成長がみられることは間違いないでしょう。
現在においてはまだ発展途上という段階で、日本も近年参加したばかりという状態ですし、現在も参入したばかりという国が多いです。ソーシャルレンディングの歴史が始まったばかりという国では、この先、そこから発展していくことが予想されこの投資の未来は明るいものと期待されています。

イギリスの参入が2005年、アメリカの参入が2008年、つまりそれほど年数がたっていない状態で、この仕組みが成立してからそれほどの期間がかかっていないのに、これほど急成長したこの投資はまだ参入していない国からも注目されています。その原動力となっているのが融資型の市場です。一般的に購入、寄付などの金融機関が対象としないエリアでの投資というイメージを持っている方が多いのですが、実は融資型が市場を拡大させているのです。

世界でも融資型が拡大傾向にありますが、実は日本でも融資型の拡大がみられており、世界同様、近年こうした融資型を主軸とした取引を行う運用会社も多くなっています。世界でも日本でも拡大傾向にあるこの投資について、これから投資をお考えの方また利用してみたいと思う方は投資の種類はリスクなどをよく理解することが必要でしょう。

市場の変化、各国の対応は?

世界でなぜこれほどの市場拡大があったのかというと、リーマンショックが要因となっているという意見もあります。リーマンショックの後、バーゼル3により銀行が対応することが不可能な貸し付けが多くなり、結果、ソーシャルレンディングが拡大しました。このバーゼル3というのは、国際業務を行っている銀行の融資先を制限するという規制です。この規制によって銀行は貸し付けが制限され、それによって別の方法として拡大したのです。

また比較的早い段階で運用を開始したイギリスなどは、銀行の預金などが少なく資産がないという状態だったこともあり、急速に発展したと伝えられます。個人投資家などから資金を呼び込むという事を目的として、イギリスではこうした投資に対して優遇税制措置をとっていますし、国の政策でもプッシュされている部分があります。

さらに運用会社においてもサービスが実に充実してきているという現実もあり、世界を見ると参入に対して躊躇する要因が取り払われているという現状です。
日本においては2007年のサービス開始以来、暫くの間は数社のみだった運用会社が、2013年以降少しずつ増えていき、この先さらに参入する会社が多くなっていくと予想されています。また、サービスについては個人に対応する者よりも中小企業等へのファンドが多くなっています。参入する会社が多くなったという事で、商品も多様化し同じような商品を扱う会社はマーケティングによって差別化を図ろうとしています。そのため投資家は運用会社、仲介業者の選択が難しくなっているという現状もあります。

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